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2022.07.02    カテゴリ:  日記 

   NEW 冷蔵庫

冷蔵庫を買い換えました。明日が搬入日です🚛

明日やって来る冷蔵庫くん↓ Panasonic NR-E458PX 450L 今使ってる冷蔵庫は 426L なのでほぼ同じ容量ですが

扉が観音開きから右開きになります。幅が60㎝ですから片開きでいいです。

置き場所にゆとりがあれば 幅65㎝ ので 500L が欲しかったですね。夫と2人ですけど~夏時期は西瓜🍉とか鍋ごと入れたりできる

と便利ですけどね。まあ大きければ電気代も増えるわけで~450Lでいいでしょう😅

ebest_iset000002404_1.jpg



明日でさよならする冷蔵庫です↓2009年10月購入ですから13年目!

製氷室の故障なんですが壊したのはわたし😅 左側の扉が僅かに開いたまま外出してしまいました~昨年4月のことです💦

修理代が1万4000円位とか~他は問題なく使えるので氷をコンビニで買ってきて常備して今日まできました😊

何か冷やす時とかは保冷剤で間に合いましたけど夫はソーメンが大好きなんですぅ~氷を沢山入れたがります(・・;)

故障の原因はわたくし💦氷をケチりたくないしね買い換えることにしたわけです😄

IMG_2829.jpg

今年10月で丸っと13年ですから~永いことお世話になりましたね~😃

何だかしみじみあれこれ思い出しちゃって明日でサヨナラするのかと思うと名残惜しいのですハイ😢


電気屋さんに行った時に冷蔵庫の下見をしていたのですが冷蔵庫ってこんなに高かったかしら!?

取説を見ると何と約13万で購入しているんですよ~2009年ですけどね~ちょっと値上がり幅大きすぎません?(;゚Д゚)!

表示価格より値引きするのが普通になっていますからお幾ら万円になりますのん?でまあネット最安値価格ぐらいにはなりました😄


新しい冷蔵庫は冷えるまでどの位で使えるんでしょうか?2,3時間位でしょうか?

購入した日からなるべくあるもので料理しているんですね。

冷凍カボス果汁も常温にして先程ペットボトルに入れました。炭酸水と砂糖でドリンクにしましょう!

夫は今日、田舎の畑を耕しに帰りました~そろそろ帰宅かな~味噌たれに浸けておいた鶏ムネ肉を焼きます~

ではでは~m(_ _*)m。


☆ ☆ ☆

夕食が終わりました~

冷凍庫の食材を見て気になるものを片付けました。

冷凍ネギは保冷バッグでは持ちませんからネギの消化のために冷凍うどんと黒毛和牛の小間切れで肉うどんを作りました~😄

白ネギで良かった~茹で木耳の冷凍も入れました~後はニンニクのスライスとかもあるわ~半分解凍しちゃうともう冷凍しない方が

いいですよね~バターもある(~_~;)パスタでも茹でましょう~後は~何だか食べ物のことばかりで疲れたわ💦

ちょっと電話📱)))))) 明日の冷蔵庫の搬入時間が午前9:00~9:30と連絡がありました~落ち着きましたね😌


図書館にも行きたいのですが~「線は、僕を描く」の第四章をゆっくり読みなおしました。

焦って読んだような場面を再度読んだりしています。

来週は眼科に行く予定です。視野検査です~

眼圧もそう高くはないし自覚する異常はないんですけど~年1度の検査は必要みたいですから素直に受けます(笑)


今日も14時~暑くなりましたけどまあエアコン入れないまま~保冷タオルを首に巻き巻き~

夫は外仕事してるしね~草取りもね耕運機で耕した方が早いようで~明日もお寺さんの掃除みたいですわご苦労様💦

あっ食後のシャーベットを食べますね~プレーンヨーグルト+ゆず蜜を混ぜ混ぜしたもの美味しいです~


いつも録画して見ていた朝ドラなんですが何だか今放送の朝ドラは変ね~💦

なんでそうなる~?って場面が多いのでもやもやします💦

好きな俳優さんが出てるので観てますけど演じる俳優さんが気の毒になる~


映画「そして、バトンは渡された」の永野芽郁さん、昨夜「Aスタジオ」に出てました。録画したのを観ました。

朝ドラの「半分青い」でしたよね~この時観てなかった(>_<) 残念。

好きな俳優さんが出てるから観続けた方がいいでしょうかね~💦












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2022.06.30    カテゴリ:   

   「線は、僕を描く」 砥上裕將 著

線は、僕を描く

「線は、僕を描く」 砥上裕將(とがみ ひろまさ)著 講談社 単行本 2019年7月3日発行

2020年本屋大賞第3位! 「ブランチBOOK大賞2019」受賞!
「未来屋小説大賞」第3位 「キノベス!2020」第6位

小説の向こうに絵が見える! 美しさに涙あふれる感動本!

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。
それに反発した湖山の孫・千瑛は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
水墨画とは、筆先から生みだされる「線」の芸術。
描くのは「命」。
はじめての水墨画に戸惑いながらも魅了されていく霜介は、線を描くことで次第に恢復していく。

登場人物

青山霜介(あおやま そうすけ)
本作の主人公であり、大学生。両親を失い喪失感の中にいた最中、水墨画の巨匠である篠田湖山に声をかけられ内弟子となる。

篠田湖山(しのだ こざん)
水墨画の巨匠。展覧会会場にいた霜介を気に入り、半ば強引に内弟子にさせる。

篠田千瑛(しのだ ちあき)
湖山の孫であり、水墨画家。祖父の湖山が霜介を内弟子にしたことが気に入らず、1年後の「湖山賞」をかけた勝負を宣言する。

西濱湖峰(にしはま こほう)
水墨画家であり、湖山の二番弟子。風景画を得意とする。

斉藤湖栖(さいとう こせい)
水墨画家であり、湖山賞最年少受賞者。

藤堂翠山(とうどう すいざん)
著名ではないが、湖山が一目置いている水墨画家。

古前(こまえ)
大学生であり、霜介の友人を自称している。

川岸(かわぎし)
霜介と同じゼミに通う大学生。

著者 メッセージ
この物語はフィクションではあるのですが、僕が水墨画を描く上で大切に思ってきたことがたくさん詰まっています。
細かい技法や、筆を持つときの心の在り方、そして描き進めていくときの感覚など、こんなことまで書いて伝わるのだろうか? 
ここまで書いて大丈夫か? というようなことも丁寧に書いています。
春蘭も菊も薔薇も葡萄も、ただ描き方を知っているということではなくて、実際に描けるfようになるまで繰り返し修練してきたことを、言葉に置き換えてみました。
色彩を排し、毛筆という不安定な用具を用い、描いたものを二度と消すこともできない制限だらけの絵画。それが水墨画です。
そんな手法で森羅万象という複雑で巨大なものに挑み続ける時、「人ってなんだろう? 生命ってどういうことだろう? 
自然ってなんだろう?」と思わずにいられなかった経験が、この小説を書きあげていく時の力になりました。
それは、疑問と同時に感動を呼ぶもので、何気ない草花やありふれた景色を、心地よい気分で眺めている時と少し似ています。
厳しくもあるのですが、時々ふいに優しい気持ちになれるような言葉を超えた感動を与えてくれるものでした。
そんな時間を延々と繰り返した後、言葉で何かを表現するという世界の外側をウロウロとしていた人間がようやく口を開いて、実は絵を描くっていうのは結構楽しいことなんですよ? と語り始めたのがこの本です。
ついでに、尊敬できる先生や、同じように絵を志す心優しい方々と出逢えた喜びも詰め込んであります。
この本を通して、自然の美しさや、伝統文化、誰かと出逢う喜び、自らに向かい合っていく静かな時間を、
ほんの少し思って戴ければ著者としてはこの上ない喜びです。

砥上裕將(とがみ・ひろまさ)
1984年生まれ。福岡県出身。水墨画家。本作で第59回メフィスト賞受賞。


*********************************************

主人公は17歳の時に両親を交通事故で亡くしています。叔父夫婦にお世話になり大学生になった主人公はアルバイト先で水墨画の画家に出会います。何故か水墨画の巨匠である篠田湖山の内弟子になり水墨画に魅了されていきます。
著者は水墨画家でもあるので水墨画の世界が非常にリアルに描かれていて引き込まれていきました。

両親が交通事故で亡くなったという現実を直視するのは17歳の主人公にとっては辛すぎます。
叔父さん夫婦が色々とお世話してくれたり、進学するための学費や生活費に困ることはないようでした。
大学生活もやはり両親が元気でいるのといないのでは違いますから一人暮らしは辛いものがありますね。

喪失感の中から自分を取り戻すために主人公は偶然水墨画と出会ったのですが夢中になれるものがあると救われますね。
水墨画の巨匠が初対面の主人公を内弟子にした理由は何か驚くようなことが隠されているのかも?と思いながら読み進まて行きました。中々その理由が語られる場面はなく不思議なままちょっと飛ばし読みしたところもあります。
ラストの方で内弟子にした理由が語られている場面はありますがあっと驚くような理由ではありませんでしたが納得の内容でした。

全く知らない世界を教えてくれる本は新鮮な驚きと感動でいっぱいになります。
三浦しおんさんの浄瑠璃の本や、林業の世界を描いた本を思い出しました。
初めて「線は、僕を描く」という題名を見た時、何か魅かれる不思議な感覚がありました。
あらすじを読んでますます本を読みたくなりました。
著者のメッセージにもありますが、丁寧に描かれた水墨画の世界ですからもう一度丁寧に読みたいと思います。

********

今年秋に映画が封切られるようです。原作を先に読んでいて良かったです。
少し前に公開の「流浪の月」は原作をまだ読んでいないので映画はパスしました。
どちらかと言えばやはり原作を読んで映画を観たいですね。
出演者が好きだったりすると原作を読んでなくても映画を観ておかないとと思って観ますけど^^
瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」がそうでした。
図書館で早くに予約していて順番が来たのに受け取りが遅くなり1日遅れで流れて再度予約したので映画が先になったのでした。
映画鑑賞の後、本の順番まで結構待ったので映画の余韻も薄れ影響なく原作を読むことができました。


☆☆☆

6月も今日で終わりですね~28日に梅雨明けしてびっくりです😲
農作物は雨が少ないのも困りますね~猛暑で熱中症に気を付けないといけませんね。

昨日は冷凍庫に入れたタオルを交互に首に巻いて身体を冷やしながら読書してました😅
エアコン入れようかなぁ~と思いながら北の窓からは風があったので~扇風機で我慢できたんですよね~
エアコンにずっと入っていると一日の気温の変化が分からないのでそれもどうかと思って様子見ながらですけどね~

食事の支度も暑くなるとなるべくガスを使いたくなくなりますよね~とは言ってもね~😓
煮びたしをあれこれ作って冷やしておくと美味しいですね~🍆🥬🥕

暑くなるとアイスクリームじゃなくてかき氷になります🍧夫が近くのスーパーにバイクで買いに行くと品切れって😲
プレーンヨーグルトを3パック買っていたのでゆず蜜や粒あんを使ってシャーベットを作りました。
読書しながら~時々混ぜ混ぜ~昨年は蜂蜜で作りましたね~
コロナに猛暑も~選挙もありますね~体調管理に気を付けましょう<(_ _)> 。。










2022.06.29    カテゴリ:  外食・料理・食品 

   「おうちカフェ・ぱれっと」テイクアウト弁当

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28日は孫くん子守りでした。
孫ママが予約をしておいて買ってきてくれた「おうちカフェぱれっと」さんの和食のテイクアウト弁当です。
お弁当だと美味しさが伝わりにくいですね~
どれも手の込んだお料理ばかりですね~一品一品ゆっくり味わって頂きました。ご馳走さまでした<(_ _)> 。
孫ママはお弁当を食べた後も用事で外出しましたから28日は午前~夕方まで孫と遊べました😊







2022.06.28    カテゴリ:   

   「ヒア・カムズ・ザ・サン」 有川 浩 著

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「ヒア・カムズ・ザ・サン」 有川 浩 著 新潮社 単行本 2011年11月20日発行/新潮社文庫2013年9月/講談社文庫2015年11月

編集者の古川真也は30歳。彼には特殊な能力があった。
手に触れたものに残る「記憶」が見えるのだ。ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会をすることに。
その父親は米国で脚本家として活躍しているというが――。
同じあらすじから、オリジナルの「ヒア・カムズ・ザ・サン」と、
演劇集団キャラメルボックスの舞台に着想を得た「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」のふたつの物語が誕生。

編集者の古川真也は30歳。実は彼には特殊な能力があった。
手に触れたものに残る「記憶」が見えてしまうのだ。
怒りの中で封をした荷物、浮気相手から買ってもらった腕時計、本心を書けないでいる手紙――。
その能力のことは、誰にも言えないでいた。
ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会をすることになる。
その父親とはアメリカで脚本家として活躍しているというのだが――。

同じ登場人物、同じあらすじから、有川浩オリジナルの「ヒア・カムズ・ザ・サン」と、
演劇集団キャラメルボックスで上演された舞台に着想を得た「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」というふたつの物語が誕生。
父と娘、恋人、夫婦、仲間――さまざまな愛が、二つの異なる世界として広がる新境地。


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「ヒア・カムズ・ザ・サン」と「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」
登場人物とあらすじは同じなんですが微妙に違う物語で面白く読みました。
20年振りに会う父と娘の再会シーンは全く違った描かれ方でした。
二つの物語の父親像は決して理想的な父親ではないけれどやはり大切なことは愛なんですね。
過去の記憶が見えるというフィクションから心が通い合うような父親と娘の関係になる手助けができたことが救いですね。
物語りなので分かりやすいストーリーになっていますが、現実の世界でも誤解のない親子関係を築ける努力は必要かなと思いました。 ちょっとした思い違いやすれ違いは後々思えば何ということはなかったと思えることが多いのではないかと思います。
そういうことを回収して人生を終えたいですよね。
オリジナルの「ヒア・カムズ・ザ・サン」は編集者の登場人物など多くて少し理解するのに行ったり来たりしましたが、
「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」の方は登場人物も同じなので一気に読み終えました。
二つの物語の違う場面を比較しながら読めるのもまた面白いことでした。









2022.06.26    カテゴリ:   

   「昨夜のカレー、明日のパン」 木皿 泉 著

昨夜のかれー、明日のパン

「昨夜のカレー、明日のパン」 木皿 泉 著 河出書房新社 単行本 2013年4月30日発行

悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。
結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると
彼の死を受け入れていく。
なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。


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2014年本屋大賞2位の作品です。
悲しみを背負って生きてゆくのは本当に辛いですね。
前半は淡々と語られる感じで登場人物の繋がりが今一つ見えなかったのですが後半は一気にペースが上がり読了。
主人公が夫となる一樹と出会う場面がラストに描かれていて、なるほど~昨夜のカレー、明日のパンなんですね~納得です。

この物語の場合は結婚生活2年で夫が病死するわけですが、義父との生活が7年も続いているというのは不思議と言えば不思議ですね。 その時の環境も大きく影響するでしょうね。
悲しみが大きすぎて若いお嫁さんもお義父さんも淡々と日々過ごしていたら7年の歳月が過ぎていたというところなんでしょうね。
大事な人を失ったあとの悲しみを乗り越えて生きてゆこうとする人々の日常を温かい目で綴った物語でした。








2022.06.25    カテゴリ:   

   「プライド」 真山 仁 著

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「プライド」 真山 仁 著 新潮社 単行本 2010年3月25日発行/新潮文庫 2012年8月27日

人は生きていくために、けっして譲れない矜持=プライドがある。
それさえあれば、どんな苦難にも立ち向かえる。いわば闘争心の源のようなものだ。
しかし、プライドは時に人生の足枷となることもある。あるいは過信を生み、破滅する危険すらある。
期限切れ食材を使った確信犯の真意(表題作)、異端の官僚による事業仕分け人との対決(「一俵の重み」)など、
現実の社会事象に着想を得た6編の物語で、プライドがもたらす悲喜劇を紡いだ。初の短編集。
    一俵の重み
    医は・・・・・
    絹の道
    プライド
    暴言大臣
    ミツバチが消えた夏

作者の思い
08年から「小説新潮」誌上で、断続的に書いてきた短編6作品をまとめた短編集『プライド』(新潮社)を刊行した。
私にとって、初めての短編集となる。 
「小説新潮」に掲載時から、時事的な話題から喚起された問題提起をベースに、仕事における、あるいは人生において、譲れない矜持とは何かをテーマにした。
改めて1冊の本にまとめるに当たって、再読してみると、長編以上に私自身の社会に対する見方や距離感、さらには小説観のようなものが、前面に出ている気がした。小説は何をおいても面白くあるべきであるという考えに変わりはない。
だが、それと同時に、小説を通じて社会や時代を見つめるたり、切り込んだり、異議を唱える姿勢も大切にしたいと思ってきた。
それが凝縮できたのではないかと、心密かに自負している。
そして、この作品集は、これから先の私自身の作品の指針になりそうな予感すら抱いている。
短編ならではの“冒険”も色々試みた。そういう意味でも、今まで以上にスパイスと毒の効いた小説世界をご堪能戴ければ幸いだ。
                                  〈真山仁ブログ「虎視眈々」より 2010年4月5日〉


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社会問題を扱った短篇集。人は何のために働くのかが大きなテーマです。
誰しも心にプライドを持っていますが社会の一員として働く時どこまでプライドを貫き通せるか。
言い換えれば純粋な気持ちを持ち続けるのって社会の中では難しい。本音と建て前とか、表と裏とか、純粋にプライドを持ち続けようとすればするほど苦しむことになるという社会の仕組み。社会の仕組みは犠牲の上に成り立っているようにしか見えないとしたらなんて悲しいことだろうと思いますけど。
自分を信じることが大事と作者は言っているように思いますね。自分を信じてプライドを持ち続けることを諦めないで欲しいと。
社会問題小説は難しいですね。表題作品の「プライド」は期限切れ牛乳を扱った菓子業界の話しで分かりやすかったです。










2022.06.22    カテゴリ:   

   「バッドラック」 水野敬也 著

      mizunokeiya.jpg     バッドラック
        「雨の日も、晴れ男」               「バッドラック」
         文春文庫 2008年         インデックス・コミュニケーションズ 単行本 2005年3月                              

二人の幼い神シュナとワンダーのいたずらで不幸な出来事が次々起こるアレックス。
だが、会社をクビになろうとも、家が焼けようとも、妻子が出ていこうとも、彼は常に他人を楽しませ、前向きに生きていた。
その様子を見た二人は、全知全能の神ゼウスの制止を振り切って…。
人生で一番大切な事は何かを教えてくれる感動のエンターテイメント小説。

著者からのコメント

昔から自分に自信の持てなかった僕は「悩み」や「劣等感」に関する本をたくさん読んできました。
しかしこれらの本にはいつも不満がありました。
それは、悩みに関する本のタイトルが『これであなたもポジティブになれる!』みたいなものばかりだからです。
「こんなタイトルの本が家の本棚にあったら、家に遊びにきた人に僕がネガティブ人間だと思われてしまう……」とか「この本をレジに持っていったらあの可愛らしい店員さんは確実に僕のことをネガティブな人間だと思うだろう……」などと悩み始め、そもそも悩みを解決するために本屋に来たのにここで悩んでる俺って何? という、まさに悩みのデフレスパイラルに陥ってしまうのでした。
そこで、いつの日か、持っていても読んでいても恥ずかしくない、「悩み」や「不幸」を癒すことのできる本を書きたいと思っていました。その試みの結晶が「雨の日も、晴れ男」です。
幼い神様のイタズラによって、アレックスは不運だらけの一日を送ることになります。
会社をクビになり、見知らぬ男に殴られ、詐欺にあい、妻子に愛想をつかされて一人ぼっちになってしまいます。
しかしアレックスは持ち前のポジティブさでこれらの不運に立ち向かいます。
もしかしたらこの本の序盤ではアレックスの奇想天外な行動を理解できないかもしれません。
しかし最後には「悩み」や「不幸」にどう立ち向かっていけばいいのかをアレックスははっきりと示してくれます。
この本は、できれば途中であきらめずに最後まで読んでいただけるとうれしいです。

* 本書は2005年3月にインデックス・コミュニケーションズから刊行された「バッドラック」を再構成し、改題したものです。


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読んだのは「バッドラック」の方です。「雨の日も、晴れ男」で図書館のPCで検索しましたが出て来ませんでした。
アレックスの前向きな生き方を笑いと奇想天外な行動で綴った自己啓蒙書ですね。

何でも捉え方は自分次第、見方を変えて利用し、長所にするようにすれば不幸な出来事は決して不幸なままではなく
幸運に置き換えることができるということなんですね。
どんなことが起こっても笑顔を忘れずに生きて行きましょうと背中を押してくれる内容でした。

水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」シリーズなど既に読んだ後なのですんなり読めました。
発想が面白く笑いながら読みましたがだんだんちょっと切なくもなりました。
人生をポジティブに生きるための指南書ですが、著者のコメントにもあるように何か起こった時はアレックスのことを思い出して
笑顔になれるかもしれませんね。








2022.06.18    カテゴリ:   

   「沼地のある森を抜けて」 梨木香歩 著

沼地のある森を抜けて

「沼地のある森を抜けて」 梨木香歩 著 新潮社 単行本 2005年8月30日発行

叔母が死んで、久美は代々伝わるというぬか床を世話することになった。
そのぬか床に、得体の知れない卵が出現。いったい何が起こっているの? 
久美は酵母研究者の風野さんを伴い、ぬか床由来の故郷の島を訪ねる。
増殖する命、連綿と息づく想い……。
解き放たれてたったひとりの自分を生き抜く力とは?


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主人公の久美は一人っ子で大学生の頃両親を交通事故で亡くしています。
母は3人姉妹の長女で次女の加世子叔母さんから家宝だからと先祖伝来のぬか床を預かることになります。
ぬか床の微生物の話し辺りはファンタジー要素もありクスッと笑えるコミカルな感じで面白く読み進んでいきました。
植物の視点から生命を語ってゆくという梨木ワールド!
朝晩かき混ぜていたぬか床にある晩卵の様な物が!そして男の子が出現!
どうなるんだろうという不思議さと梨木さんの物語からしてどう発展してゆくのかとわくわくしながら読みました。

野生酵母採集家の風野さんという不思議な人が出てきて主人公の相談にのってもらう辺りの2人の会話は興味深く読みました。
「かつて風に靡く白銀の草原があったシマの話」が挿入される辺りはよく意味が掴めず流し読みしてしまいました。
主人公と風野さんはぬか床が何に起因して、どういう経過を辿って、どんな結果を生みつつあるのかを探るために故郷の島、森の沼地へと旅に出ます。久美さんはぬか床を持って、風野さんは変形菌を持って行くんですね~その変形菌にはタモツくん、アヤノちゃんなんて名前をつけていて(笑)
船旅では主人公の祖父・富士さんに出会いここから故郷の島の不思議が解き明かされてゆきます。
「この島の沼というのは、太古からの藻類や酵母が、今では想像もつかないような種類の藻類や酵母が何種類も支配している沼でした」と。富士さんの両親が沼の土を、ぬか床として持って出たのだと。
3人はヤシの木のように幹の発達したシダの林の中を通り、照葉樹の暗い藪を抜け、だんだん原始の森を分け入っているような気分になってきた。と、読みながら私も想像の森を歩きました。
ところどころ読んでいて何が何だか分からない感じも~科学的な話はね~そして、満潮の時刻にぬか床を沼地に返すのです。
何とも不思議な物語りで植物の視点で生命力を語っているのですね。
4年かかって書かれたという物語だそうです。
もっと深いところまで読み込まないといけないなあという余韻の中でもう一度振り返っています。
「沼地のある森を抜けて」









2022.06.16    カテゴリ:   

   「ある男」 平野啓一郎 著

ある男

「ある男」 平野啓一郎 著 文藝春秋 単行本 2018年9月30日発行

愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!

弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。
長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。
悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。

人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。


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再婚した相手が実は名前とは別人だったというところから始まります。
では一体誰なのか何のために他人に成りすましていたのかと読者は謎を追いかけるのでどんどん読み進めていけました。

25歳で結婚した里枝には長男悠人と次男遼と2人の子供がいましたが次男が2歳の時に病気で亡くなりました。
その時の治療を巡って夫と対立しそれがきっかけとなって離婚しました。
その時の離婚調停の弁護士が主人公の城戸章良です。

離婚後里枝は悠人と実家に帰ります。実家は文具店を営んでいました。
そこで移住してきた「谷口大裕」と知り合い再婚します。
2人の間には花という名の女の子も生まれ幸せに暮らしていましたが事故で大裕が亡くなってしまいます。
大裕には兄がいてこの兄が写真を見てこの人は弟ではないと言うのです。
では一体夫の「谷口大裕」は誰なの?依頼されたのが弁護士の城戸章人です。

弁護士の城戸章人は帰化した在日三世です。城戸の妻との関係なども絡ませながら仕事として謎の人物の調査を進めていきます。
人の過去がどのように今に結びついているのかというところが一つのテーマでもあるのでしょう。
大きなテーマは「愛」と作者は言っています。謎だけを追う物語ではないですね。
謎の人物の元恋人後藤美涼の「三勝四敗」主義という場面では城戸同様魅かれるものがありました。

人を愛して結婚し愛し続けるということ、何かが起こった時に愛し直すということ。
「愛し直す」という言葉の持つ意味を考えずにはいられませんね。
人間の生い立ちとは、自分の境遇と闘いながらも愛を求めて得たものとは。

父を巡る調査結果を読んだ長男・悠人と母・里枝との会話の場面、涙なしでは読めませんでした。
このラストの悠人の優しさに救われますね。そして妹・花を気遣う愛情に涙が溢れました。

謎だけを追う面白さだけではなく大きなテーマ「愛」と人間の根源的なことが問われている物語でした。
弁護士の城戸夫婦の愛し直す姿にもほっとしました。
そして悠人と母・里枝との温かい会話で締めくくられた優しさの余韻に浸れたのでした。







2022.06.13    カテゴリ:   

   「アヒルと鴨とコインロッカー」 伊坂幸太郎著

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「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎 著 東京創元社 単行本 2003年11月25日初版/2006年6月5日21版

引越してきたアパートで隣人の美青年から、ある本屋を襲わないか?と持ちかけられた椎名。
彼の標的は…たった1冊の広辞苑。そして動物虐待をする連中と、ふとしたことから関わりをもってしまった琴美。
一見、関係なく見えるこの2つの物語が接する時…。切ない余韻があとを引く力作!

引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の美青年。
初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ち掛けてきた。彼の標的はーたった一冊の広辞苑。
僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!
四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。


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前半は全体像がなかなかつかめなくてもどかしくて引き込まれるのに時間が掛かりました。
現在と2年前が交差しながら絡み合って物語は進んでいきます。
後半繋がりが見えてくるともう止まらなくなり一気に読みました~深夜2時読了(゚A゚;)

読了後はこういうことだったのか~と解明できた点はスッキリしましたけどやはり切なさの余韻が強いですね。
正義感の強い人は見て見ぬ振りをすることができなくてそうする自分が許せないんですよね。
真面目に生きている人が安全に守られる世の中でなければならない。本当の悪人が罰せられる世の中でなければならない。
悲しみの復讐はやり切れないけれどやはり復讐は罰せられるんですよね。
こういうことは物語りだけで終わって欲しい。物語りを読んで学ぶとはこういうことなんですよね。

推理小説は謎解きのわくわく感がたまらないんでしょうね~なんかね~怖さが勝ってあまり読まないんですよね。
もうね辛いこととか怖いこととかできるだけ考えたくないよね~年齢的なものかな(゚A゚;)


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九州中部は先週土曜日に梅雨入りしました
昨日は夫の洗濯物が多かったんですよね~脱水を何度もして早く干してあとは読書!😄

我が家は結婚した時から自動二層式洗濯機を使っています。洗い終わるまでは自動ですが脱水槽に入れないと終わりません。
さあ~っと脱水した後洗濯物を取り出します。再度脱水槽に畳んで入れるんですね。これ手間なようでも干すときが爽快!
田舎では全自動洗濯機なんですけどね~どうも使いこなせない(~_~;) まっ使い勝手も好みの問題だよね😅

昨日、夫は桃の袋掛けをすると田舎へ~🍑 私は川で洗濯(((((゜゜;)って~川の向こうから🍑がざんぶらこ~じゃなくて~もとい
夫の洗濯物は綿生地ばかりなので畳んでしっかり脱水しましょ。畳んで脱水するとアイロン効果も出て干す時が楽しいんですよね😃

そうこうしていたら娘と孫くんが遊びに来ましたよ😊 まあ読書の時間は絵本になりましたけどね~
娘ママは5歳の孫くん連れてお昼まで公園へ~洗濯物を干したり掃除機掛けたり~下の孫くんとお昼まで待ちます。

娘と孫くんが帰った後は夫が帰宅~シャワーの後のビールが美味しそうね~🍺
またまたニラの収穫してきましたよ~冷凍保存しましょう。

家事終えて早く読書の時間を~推理小説は一気に読みたいですからね~焦りますよ💦 
「アヒルと鴨とコインロッカー」ですが、やっと読み始めました~331ページだけど~昨夜のことです。
現在と過去が交差するんですがなかなか繋がりが?で焦りながらもここまで読んだら止めるわけにもいかないわ~
付箋が取れたら猛スピードで読了。時計を見れば午前2時でした。

先週土曜日に梅雨入りして1日雨模様~昨日、日曜日は晴れたので孫くんも公園に行きたくなったのでしょう。
今日、月曜日は朝から雨です。昼食後、夫は図書館に行きました。

今日の夕食はニラレシピですね~麻婆豆腐、ニラオムレツ~思いつくのはこんなところですね~
ニラ味噌とかニラ醤油を作っておこうかなぁ~

梅は夫がご近所さんにあげちゃったんですよね~まあいいんですけどね~私が要るって言ってませんでしたからね~
まだ1㎏位あるよ~って言ってましたけどどうしましょ? 1キロですよね~

今年は梅雨入りが遅かったですね~昨年は早くて梅雨明けも早かったような~?
今年は遅かったので梅雨明けも遅いでしょうかね?











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